マホトラのブログ

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テレビでは解説されない女子フィギュア五輪代表争い



GPシリーズもあとはファイナルを残すのみになりました。ここにきて宮原選手の完全復活と坂本選手の覚醒など女子シングルの五輪争いも更に激しさを増してきました。特に坂本選手には驚かされました。まさにダークホースです!

 

こんなにレベル高いのに出場枠が2人だけなので選ぶ方も大変なことになるでしょう。

 

 

現在の有力な五輪候補者

平昌オリンピックに出られそうな候補者は7名です。全日本選手権で優勝すれば無条件でオリンピックに出場できますが、実力差から以下の7名が優勝すると思います。

 

自己ベスト順に

1.宮原知子   218.33

2.三原舞依   218.27

3.樋口新葉   217.63

4.坂本花織   210.59

5.本田真凛   201.61

6.本郷理華   199.15

7.白岩優奈   193.18

 

単純に得点だけ見れば宮原選手と三原選手が有力ですが、今シーズンのベスト見ると

 

1.樋口新葉

2.宮原知子

3.坂本花織

 

この3名が210点越えで実力をアピールしてます。調子の良さで考えれば代表争いで一歩リードしてますね。

 

でも本番は全日本選手権です。ここで勝つことが全てです。

三原選手は今季ミスが多く実力が出しきれていません。また本田選手は自己ベストがジュニア時代の記録、本郷選手は一昨年の記録になるので、まだ本気を出し切れていない感じです。白岩選手も大化けする可能性があります。まだ分かりません!

 

 

GOE(出来栄え点)が勝敗のカギ

実は女子シングルのGOE(出来栄え点)の合計の最大値は99%同じになりますトリプルアクセルや4回転ジャンプを飛ばないので、みんな横一線になります。

 

女子シングルはショートとフリー合わせて以下の演目をします。

ジャンプ10回

スピン6回

ステップ3回

ここでスピン、ステップの最大値は完全に一致。

残りのジャンプも3回転かダブルアクセルに限定されるため、ほぼ一致します。

女子のGOEで稼げる最大値は約35.1点です。

みんな平等に同じです。(誤差1点もないです)

ちなみに世界女王のメデベデワ選手はGOEで約25点くらい稼いでいます。

 

GOEがなぜ重要かというと、女子の演技難易度はみんな横一線だからです。ビックリするくらい互角です。各選手の今シーズンの技術基礎点のベストを比較すると

 

1.樋口新葉   96.37

2.宮原知子   95.68

3.坂本花織   94.79

4.三原舞依   94.58

5.白岩優奈   92.81

6.本田真凛   89.36

7.本郷理華   87.46

 

みんなほぼ同じです。坂本花織選手が大躍進したのも、もともと技術的には大差がなかったためですね。一生懸命練習して持っている力を出せれば

GOEで世界と戦えます。

 

坂本選手のパターンを考えれば、白岩優奈選手も大化けする可能性は非常に大きいです。間違いなく今後伸びてくる選手の1人です。平昌オリンピックで普通に出れる選手ですね!

 

本田・本郷選手は今季大きなミスをしているので苦戦しています。転倒やジャンプの抜け(回転が少なくなる)が無くなれば、間違いなく優勝争いに食い込んできます。

 

この僅差を戦っているため、女子はノーミスが必須と言われます。もし3回転ジャンプを転倒するとGOE-2.1と減点-1-3.1も引かれます。綺麗に飛んだ選手は最大でGOE+2.1も加点されるため、約5点がつきます。

 

この5点差は女子では致命的です。

 

 

全日本選手権で2回転倒したら落選確定

今まで説明した通り、女子は横一線の状態から演技の出来栄えや質の良さで争うことになります。

 

フィギュアの総合得点はショート・フリーを合わせて以下のように計算されます。

 

技術基礎点 + GOE + 演技構成点 = 総合得点

 

技術基礎点では差がつかないため、GOEを稼ぎます。最後に演技構成点が加えられるのですが、この点数はジャッジの主観が強いため、微妙に得点がブレます。

 

演技構成点はショートで40点、フリーで80点が満点になります。合計で120点です。とても大きな得点源です。

 

項目は以下の通りで10点満点で採点します。

 

◯スケートの技術

◯要素のつなぎ

◯動作/身のこなし

◯振り付け/構成

◯曲の解釈

 

 

平均点数が8.0点だと96点8.5点なら102点9.0点なら108点もらえます。

紹介した女子シングル7名はだいたい平均8~9点です。さすがに9.5はいかないです。もしそうなったら忖度(そんたく)があったのでしょう。

 

ちなみに羽生結弦選手の2015GPファイナルのフリー、あの伝説の【SEIMEI】で演技構成点の平均9.8です。平均9.5は余程のことがなければ出ませね。

 

でもイヤな話ですが、フィギュアスケートには少しだけ忖度があると思います。人間が採点するので多少なりとも評価が上下します。

 

でも忖度(そんたく)があっても演技構成点で平均8.0点に下駄を履かせて平均9.0点まで上げることはできない。ましては平均8.5点を9.5点にすることは絶対にできない。できても+0.5くらいが限界でしょう。

よって6点くらいは得点が前後します。

 

なので仮に忖度(そんたく)があっても2回転倒したらノーミスの選手と最大10点差がついてアウトです。忖度がなければ更に余裕でアウトです。

 

女子シングルのミスは最低でも

転倒1回もしくは着氷が乱れるミス2回がギリギリだと思われます。

 

7名の中で確実にノーミスで滑ってくる選手はいます。さすがの樋口選手も宮原選手も今回の全日本選手権は、ミスを重ねてしまっては勝てません。

 

代表選考を突破する選手はプレッシャーに負けない強い心を持った選手ですね。

最後は気持ちなのかもしれません。