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平昌五輪フィギュアスケート!宮原選手と坂本選手の理論上の最高得点は?



平昌オリンピックのフィギュアスケート女子シングルが始まります。日本代表は宮原選手と坂本選手です。団体戦では素晴らしい演技を見せてくれましたが、ご本人達は少し悔しそうな表情でした。ぜひ個人戦は持てる力を出し尽くして頑張っていただきたい!

 

団体戦ではロシアのメドべデワ選手とザギトワ選手が異次元の得点を出しています。宮原選手や坂本選手も同じような得点を出すことは可能なのか?またロシア勢の理論上の上限も少し考えてみました。

 

 

理論上の最高得点は?

フィギュアスケートは以下のように得点が計算されています。

 

(1)技術点(基礎点)

 

(2)GOE(出来栄え点)

 

(3)演技構成点

 

(1)と(2)と(3)の合計が得点になります。

 

最高得点を計算するにあたって、

(1)の技術点の最大値は選手の構成によって違います。(2)出来栄え点は最高評価+3で計算します。

(3)の演技構成点の上限は決まってショート40点とフリー80点合わせて120点です。

 

宮原知子選手

ショート(SP)

3Lz+3T/FCSp4/CCoSp4//3Lo/StSq4/2A/LSp4

技術点45.14 演技構成点40.00 SP合計85.14点

 

フリー(FS)

3Lo/3Lz+3T/3F/FCSp4/CCoSp4/StSq4//

3Lz+2T+2Lo/2A+3T/3S/ChSq1/2A/LSSp4

技術点85.64 演技構成点80.00 FS合計165.64

 

総合得点250.78

 

 

 

坂本花織選手

ショート(SP)

LSp4/StSq4/FCSp4//3F+3T/3Lo/2A/CCoSp4

技術点45.40 演技構成点40.00 SP合計85.40点

 

フリー(FS)

3F+3T/3S/StSq4/FSSp4//

3Lz/3F+2T/CCoSp4/2A+3T+2T/ChSq1/3Lo/2A/FCCoSp4

技術点 85.59 演技構成点80.00 FS合計165.59点

 

総合得点250.99

 

 

 

ちなみに女子シングルの歴代最高得点は

メドベデワ選手の241.31点

なので理論上では最高得点を上回ることは可能です。

 

 

難易度と完成度

詳しくは分かりませんが、他の競技のスノーボードは転倒したら100点満点から-20点も減点されたりするので失敗したら終わりです。でもフィギュアスケートは失敗しても勝つことができます。

 

場合によっては転んだ選手の方が勝つこともあります。これはひいきでも不正でもなくルール上あり得ることです。筆者としてはフィギュアスケートは難易度と完成度というものが重要なスポーツだと考えます。

 

まず難易度ですが、単純に技術点のことを示しているように見えます。でも実際は複雑です。

 

技術点

①技術基礎点+②GOE(出来栄え)

 

①技術基礎点は選手が飛んだジャンプやステップのレベルなどで明確に決められた点数です。ジャンプならどの種類ジャンプで何回転したのか?ステップなら何回ターンしたか?などの要素から点数はキッチリ決められています。要素を満たせば綺麗とか汚いとか関係なく平等に点数がもらえます。!

 

②GOE(出来栄え)は9人の審判が技を判断して±3の評価をします。プラスならボーナス点をマイナスなら減点されます。もちろんプラスでもマイナスでも加えられる点数の上限はキッチリ決まっています。察しがつくように、この出来栄え点は審判の主観がモロに反映されます。かなり稀ですが酷い審判は成功したジャンプに最大のマイナスを付ける悪徳審判もいます。

 

平昌五輪のフィギュアスケートでヤバい審判がいる!!宮原選手の成功したジャンプにー3をつけたジャッジの不正行為!? - マホトラのブログ

 

ただプラスやマイナスする要件はキッチリ決まっているし、9人のうち最高評価と最低評価をした2名は除外し、残りの7名の評価を平均して計算されるので不正は発生づらくなっています。

 

③演技構成点

この得点は演技全体を評価しています。スケーティング技術や振り付けが曲に合っているか等の5つの要素があり、それぞれを10点満点で評価します。

 

この得点は選手の格付け及びレベルを表しているようなもので、仮に演技を失敗しても大きく下がることはありません。(余程のことがなければ)

最初は低くても試合を通じて審判に評価されれば得点は高くなっていきます。羽生選手も最初から満点近い得点だったわけではありません。

 

よって

演技の難易度は技術基礎点

完成度はGOE演技構成点が示していると判断できると思います。

 

 

ロシア選手の理論上の限界は?

女子シングルの金メダル候補といえばメデベデワ選手とザギトワ選手です。団体戦でも凄まじい演技を見せてくれましたね。メデベデワ選手がショートをザギトワ選手がフリーを滑りました。しかもショートは歴代最高得点を更新しました。

 

ここで理論上の限界はどのくらいになるのか計算してみると

 

メデベデワ選手

ショート 81.06点

限界上限 85.4点

 

ザギトワ選手

フリー  158.01点

限界上限 168.81点

 

 

メデベデワ選手の歴代最高得点はすでに限界ギリギリに迫っていることが分かると思います。ザギトワ選手のフリーも限界の近い得点です。

 

ここで一つ気がついたことがあります。先ほど宮原選手と坂本選手の理論上の最高得点を計算しましたが、メデベデワ選手とザギトワ選手の上限とほぼ同じです。よって演技の難易度はロシア選手と変わらないということになります。

(正確にはザギトワ選手は3〜4点高い)

 

 

完成度が重要になる

女子シングルはノーミスが必須と言われるのは技術基礎点では差がつかないからです。最終的にはGOEと演技構成点の差が勝敗を決めることになります。

 

演技の完成度が勝敗を分けてしまうため、最高の演技で勝負しなくてはなりません。女子シングルはノーミスを意識しなくてはならないのに、完成度も高めなくてはならないというとてもハードな戦いです。たくさん練習してきた自分を信じて頑張ってもらいたいです!応援しています!!