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平昌オリンピックでザギトワ選手が金メダルを獲得!メドベデワ選手と勝敗を分けた理由は?



平昌オリンピックも終わりが近づいてきました。始まったと思ったらあっという間でしたね。いろんな競技の世界一の選手達を見れてとても楽しかったです。

 

フィギュアスケート女子シングルはザギトワ選手が金メダルを獲得しました。15歳9ヶ月という若さです。メドベデワ選手との同門対決を制しましたが、どこが勝利の分かれ目だったのか考察しました。

 

 

 

ザギトワ選手の演技構成点

去年の今頃にザギトワ選手がオリンピックで金メダルを獲得すると予想した方はすごいと思います。去年の彼女はジュニアの選手でした。確かにジャンプは当時から凄まじいものがありましたが、演技構成点はそれほど高くはありませんでした。

 

去年のジュニア世界選手権はザギトワ選手と坂本花織選手と本田真凛選手の3人で金メダルを争いました。

 

ショート・フリーを合わせた演技構成点を比べてみると

2017世界ジュニア→平昌五輪(本田選手は全日本)

メドベデワ選手は2017世界選手権→平昌五輪

 

ザギトワ選手91.38→112.65

坂本花織選手89.25→100.93

本田真凛選手92.31→92.61

メドベデワ選手113.04→115.89

 

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表1:演技構成点の比較(上限120点)

 

当時の評価は本田真凛選手の方が高かったですね。この1年間でここまで評価を上げることができたのは驚異的です。

(坂本選手もすごい・・)

 

ザギトワ選手の評価が上がったことによってメドベデワ選手との差が少なくなった。よって射程圏内に捕らえたと考えることができます。

 

 

女子シングルは構成が同じだが

女子シングルはトリプルアクセルや4回転ジャンプを飛びません。(長洲選手を除く)

またステップもスピンもみんな基礎点が同じものを演技に組み込むので、技術点の基礎点はほとんど同じになる傾向があります。

 

しかしザギトワ選手は以下の方法を実施することによって、他の選手より高い技術点を出すことを可能にしました。

 

1.ジャンプを演技後半に全部飛ぶ

 

2.セカンドジャンプに3回転ループを飛ぶ

 

上記の2点はザギトワ選手のみ実施した戦略です。演技後半に飛ぶジャンプは基礎点が1.1倍になるため、少しですが点数に差をつけることができます。他の選手も演技後半にジャンプを持ってきますがさすがに全部は難しいです。なのでザギトワ選手は基礎点で2~3点ほど差をつけることができますまたザギトワ選手以外はセカンドジャンプに3回転トーループを飛びます。しかしザギトワ選手は3回転ループを組みこんでいるため、0.8点ほど点数が高くなります。

 

よって僅かな点数のアップだが、ショートとフリーを合わせて他の選手より約5点前後稼いでいることになりますね。

 

 

メドベデワ選手は完璧だった

メドベデワ選手が銀メダルだった理由は、ジャンプ構成がザギトワ選手より難易度が低いものだったから・・と言えばもう話はおしまいですがものすごい僅差の戦いでした。

 

総合得点

ザギトワ選手 :239.57

メドベデワ選手:238.26

 

1.31点という僅差でした。ザギトワ選手が1本でも着氷を乱していたら?金メダルはメドベデワ選手の物だったでしょう。

 

実際に2人のフリーの採点表を見てみると

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実はフリーの演技は同点です。

 

両名とも完全に互角で、156.65点で完全に一致。

フリーで同点というのは初めてみました。

 

両者の採点表を比べてみると、

基礎点は4点ほどザギトワ選手が上

出来栄え点は2点ほどメドベデワ選手が上

演技構成点は2点ほどメドベデワ選手が上

 

よって完全に互角でしたが、演技の完成度はメドベデワ選手が上だったということがわかるかと思います。

 

実はメドベデワ選手はトリプルアクセルの次に高い点数の3回転ルッツをショートとフリー合わせて1本しか飛んでいません。

 

3回転ルッツの本数

ザギトワ選手 :3本

メドベデワ選手:1本

 

3回転ルッツは6点、次に高い点数の3回転フリップは5.3点です。

あと1本でもルッツを飛んでいたら、金メダルはメドベデワ選手の物だったでしょう。

個人的にはもう1本飛べたのではないかと思います。なぜ1本しか飛ばなかったのか・・筆者としてはすごく疑問を感じています。

 

 

どっちにも金メダルをあげたい

羽生選手が発言されたとされる言葉ですが、本当にその通りですよね。試合後にお互いを称え合うザギトワ選手とメドベデワ選手。同門でリンク外では親友といわれる2人です。でも金メダルを取れるのは1人だけなので仕方がないですよね。

 

正直これほどの演技を見せられたら、どっちが金メダルなんて些細なことなのかもしれません。どちらの演技も個の境地に達していました。これ以上の演技がこの先あるのか?と感じさせられましたね。

 

またフィギュアスケートは選手達の仲が良いですよね。自分自身に集中することが多いせいもあるかもですが、お互いに切磋琢磨して競い合う友情があったりします。

 

なかなか人間っていうのはライバルを認められないけど、相手の良さや人格に敬意を払うからこそ発展があるスポーツなんじゃないかな〜っと筆者は感じました。

 

すごく楽しいエキサイティングな平昌オリンピックでした。今後もフィギュアスケートには注目ですね!