今回は超ホワイト企業に入社するにはどうすればいいのか?ということを考察していきたいと思います。
ブラック企業の定義はあいまいですが、筆者はブラックな会社を3社ほど経て今の超ホワイトな会社に勤めています。
実体験をもとに、独断と偏見ではありますが就活のポイントや考え方について紹介します。
ブラック企業の誘惑
学校を卒業したあと筆者は新卒で入社しました。でも正直言って働きたいわけではありませんでした。
目的もなく、なんとなく周りに合わせて就職しました。
もうこの時点でだいぶアウトです(笑
運が良ければ楽しい社会人ライフを送ることができますが、だいたい失敗するでしょう。
失敗してブラック企業の誘惑に堕ちる原因は何か?
いろいろあるかと思いますが、1つだけ上げるとすれば『労働条件しか見ない』ことだと思います。
夢や希望・目的がない時点でどういう思考に堕ちるか?それはできるだけ楽に仕事をしてお金を稼ぎたい
という思考でしょう。
だいたいこの思考の持ち主は学生時代に目的を持たず、あまり勉強しなかった人が大半なのではないでしょうか?
よって仕事内容は妥協して労働条件だけを見て内定したとこに入社する。筆者はまさにそんな人間でした。ブラック企業に堕ちるのは当たり前ですよね...
自分の心と行動自身すでにブラック企業に魅了されていました。
ブラック企業の餌食
最初は大丈夫だと思って入社しても、そもそも仕事内容をあまり気にしなかったので働いているうちにギャップが出てくる。
あんまり働きたくないのに会社は成果を求めてくる。当たり前のことですよね。
心のどこかで妥協して仕事内容を受け入れたせいもあり朝起きるのが苦痛。電車に揺られ会社に行くのが苦痛。先輩や上司の顔色を伺うのが苦痛。そもそも今の仕事が苦痛。
もう苦痛でしかない!(笑
バイトの居酒屋で仲間と楽しく稼いだり、深夜の清掃業で高時給で仲間とテキトーに楽に稼いでたりしたときと比べ。もうキツイ。イヤって言うほどキツイ。
楽に稼ぐ。楽しく仕事をする。適当に仕事をする。そんな感覚で特に目的もなくフラフラ学生時代を過ごしてた自分は働いていた。そんな自分にとって会社はブラック企業の何者でもなかった。
実際、精神的にキツイ仕事で同期のほとんどが辞めていく会社だった。酷い会社のときは10人しかいない会社で1年間で10人辞める。働いている自分がバカバカしい。
そんな会社ほど求人募集があり、あんぐりと口を開けて獲物を待っている。労働条件しか見なかったら高確率で餌食になるのは火を見るより明らかでした。
結局4回も就活することになりました。
人は変われない?
※あくまでも以下のことは自分体験談です
全ての人に当てはまるものではないです。
夢や希望や目的を持ちなさい!とか言われます。もちろんその通りだと思います。性格を変えたい!とか理想の自分を目指すことは素晴らしいことだと思います。
でも実際はどうだろうか?自分は基本的に引きこもり体質でした。暗黒期は18歳〜19歳の1年間で、この期間は家族以外で会話をしたことはありませんでした。
もちろんそんな引きこもり体質がイヤで、筋トレしたりバイトしたり、知り合った自分の師匠である友人をマネて努力しました。
その結果、引きこもり体質だった自分が運動するようになり、外で遊ぶようになり、女の子と遊ぶようになり(意味深)
あ〜!自分は変われたんだ!って自信を持つようになりました。
でも実際は変われたんじゃなくて、もともと自分が望んでいたことで努力できたということです。決して18歳の自分がいなくなったわけじゃなく、確実に自分の中にいる。
変われた!っと思ったときが1番怖いんです。本当の自分を無意識に隠してしまうんです。
その理由は
イヤなことをするときに弱い自分が顕著に出ることです
就活のとき、履歴書で自分がどういう人間か書きますよね。
・明るくて社交的
・努力家で諦めない
・体力に自信がある
上記の内容は当時、自分が書いた履歴書の内容です。今思えば片腹痛いくらい痛々しい履歴書です。
この内容...果たして本当にそうか?
自分の好きなことは明るくて社交的。自分の好きなことは諦めない。自分の好きなことをするときは体力がある。
そうなんですよね。そう思ってた自分はやりたくない仕事対しては過去の引きこもりだった自分となんら変わりなかったんです。
最初は頑張れる。ただ少しづつ弱っていく自分がいたんです...
おバカでも就職はできる
ここで本題になりますが、そんな夢や希望や目的がないやつはどうやって就活して働けばいいのか?
学生時代も全然勉強しなかった筆者。そんなおバカな筆者がした就活方法は持久戦です。
簡単に言えば、普通(?)の会社では働いていけないんです。だから自分が働ける会社を時間をかけて見つけることが唯一の解決方法だと考えます。
・上下関係が緩い
・有給休暇が全部消化できる
・残業がない
・土日祝日が休み
・事務職?外周り?
やっぱり労働条件じゃないか!(怒
さっきから労働条件だけ見れると失敗するって話をしたのに矛盾している!っと思いますよね。
労働条件は必須事項です!
労働条件を満たした上で仕事内容を吟味する!
もうこれしかないんです!
だって基本的に働きたくないんですから(笑
でも30代はアウトだ!もう就職先がない!もう会社を選ぶ余裕なんかないよ!って思う人も多いかと思います。
しかし筆者はむしろ逆だと感じます。
30代で未経験者OK。こんな求人はまさにブラック企業ばかりでしょう。それは事実です。でも30代で未経験者ができる仕事があるということも事実でしょう。
30代半ばで離職を繰り返している人物に難しい仕事をさせるか?筆者ならNOです。できるだけ単純な仕事をやってもらおうと考えます。
給料面さえ考えなければ、定時で帰れて難しくない仕事はあります。これは事実です。
(筆者が証明です)
具体的な方法を紹介
まだわからん!具体的な方法を教えろ!っと声が聞こえるのでしっかりと紹介します!
あくまでも筆者の考えなので100%正しいとは思わないでください。
簡単に言えば
国にぶら下がる!
ということです。
ニュース(偏向)を見ると公務員は楽でたくさん給料貰っているとか、公共事業や開発費をたくさん貰っている...みたいな話を聞いたことがあると思います。
半分は事実です。事実があるんです。
おおまかに理由は2点
・職員が予算獲得のためにあらゆる手段を通じて頑張っている
・人件費や事業費削減の時代なので外注(人材派遣)を利用している
国の機関は民間より予算があり、民間より規約等に厳しいため労働環境が良い。そういう機関にぶら下がっている企業や業務委託で出向している会社が狙い目です。
だいたい出向して働く場合、労働条件は出向先に準ずるという契約が多いです。要するに自分の能力が低くかったとしても、職場は超一流の場所で働くことも可能になります。
族に言う『人材派遣』ということになります。人材派遣と聞くとブラックのイメージが凄まじくあると思います。ただ出向先さえ間違わなければ超ホワイトな仕事をすることが可能です!これは意外と盲点だと思います。
そして、人材派遣は非正規社員というイメージがあるかもしれません。でも会社の正社員として出向するという形も多いです。
またもう一つ最大の利点があります。
それは上下関係があまりない場合があるということです。出向先がバラバラなら上司と顔を合わせる機会も少なく、運が良ければマイペースでコツコツ仕事ができる環境を手に入れやすいです。
気になるのはどこに求人が出ているのか?
ということですがハローワークやネットの求人では見つけにくいかもしれないです。
この手の企業はあまり公に求人を出したりしていないため、新聞の広告のすみやホームページのみで、こっそり求人を出している場合もあります。
今の就活はネットが全てのように見えます。しかし狙い目の会社がネットに求人を出しているとは限らない!もっと広い視野で就活する必要があります。
就活はみんなのマネをする必要はありません。知人に紹介してもらうのもいいかもしれません。就活にルールなんてないもんです!
とにかく自分の家の近くのお国の機関をしらみつぶしに調べてみることをお勧めします。
世の中は平等ではない
どんな世界の国でもみんな平等ということはありません。楽な仕事もあれば苦しい仕事もあるし、給料が高いところもあるし、低いとこもあります。30過ぎて思うことは世界は限りなく不平等であるということです。
ただし努力や運や機転を働かせて頑張った人には女神が微笑んでくれる可能性が高いです。
他人を妬んだり、文句言うのは誰でもできます。仮に文句言って公務員の給料が下がっても自分の給料は上がりません。大事なのは自分自身ではないでしょうか。
『努力は裏切る。でも無駄にはならない。』
筆者が尊敬するフィギュアスケーターの名言です。
自分の境遇に諦めるのではなく、不平等だからこそ自分が特別になるために挑戦することが何よりも大切かもしれません。
最悪、もし自分の働いてる会社が潰れたら
『自分でもできる仕事くれ!』
というプラカード持って繁華街に立ってやろうかと思います。そのくらい思い切って勇気ある行動も必要かもしれませんね!
勝てばよかろうなのだー!!!ってやつですかね(笑
ネバーギブアップ!!!