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羽生結弦選手の4T+3A+SEQで新たな流行?4Lz+4Lzも理論上可能に!?



2018-19年シーズン。羽生結弦選手が新たな試みを見せてくれています。それは誰もやったことがない4回転トーループ(4T)からのトリプルアクセル(3A)というコンビネーションジャンプです。

もう考えられないことですよね!単発で飛ぶだけでも高難易度のジャンプをコンビネーションにしてしまおうというのですから驚きです。しかし初めて聞いたときは「え!?そんなジャンプをルール上飛んで大丈夫なの?」と疑問に思いました。

それを可能にするシークエンス(SEQ)ジャンプというルールと羽生選手が歴史上初めてであるジャンプを飛ぶことによる新たな流行についても考えたいと思います。

 

 

 

シークエンス(SEQ)って何?

まずSEQとは何だろうってことです。たまに採点表で見ることがありますが筆者の中のイメージだと、なんか失敗したジャンプのコンビネーションのときに【SEQ】が付くことがあるので、良くないジャンプのことかなぁ~って思っていました。

 

しかし調べてみるとSEQはただ失敗したというわけではなくちゃんと意味がある表記だということがわかりました。

 

SEQとは?

連続ジャンプの間にターンが入るとジャンプシークエンス判定。

シークエンスは難易度が低いため、ジャンプの基礎点は飛んだジャンプの合計点数の

80%になる。

 

なるほどですね!

例えば3Lz+3Tなどのコンビネーションジャンプを飛ぶときに3Lzで体勢を崩したあと、ターンなどが入って3Tを飛んだりするとSEQ判定になるってことになりますね。

 

やっぱり普通は失敗したときに判定されることが多そうです。狙ってSEQをして基礎点が80%に減点されるなら普通に飛んだ方がいいですよね。

 

 

4T+3A+SEQはルールの穴をついた裏ワザ!?

基礎点が80%になってしまうのに羽生選手は4回転トーループからトリプルアクセルを飛ぼうとしています。最初びっくりしたのは理論上この組み合わせはコンビネーションにすることは不可能だからと思ったからです。

 

そもそもフィギュアスケートの全てのジャンプは

右足で着氷します!

そして

必ず後ろ向きで着氷します!

 

だからフィギュアスケートではコンビネーションの二つ目に飛ぶジャンプは

トーループ・ループの2種類しかありえません

 

他のルッツやフリップやサルコウは飛びあがる足が左足、氷を蹴るジャンプが右足なので、絶対に2つ目のジャンプにすることはできません。

 

だって着氷した右足でどうやって振りかぶって氷を蹴ればいいのだろうか(笑

ってことですもんね。すでに氷に右足がついているので不可能なわけです。

 

さてここまで2つ目のジャンプはトーループ・ループしか飛べないというのは分かったと思います。はい!そうですね!羽生選手は2つ目のジャンプにトリプルアクセルを飛ぼうとしています。

 

トリプルアクセルは

前を向いて飛ぶジャンプです。

 

いや~後ろ向きに着氷しているんだから飛べないでしょう~!って筆者は思ったわけです。

 

しかし羽生選手はSEQというルールをあえて利用してトリプルアクセルを飛ぶことを可能にしました。

 

実際に動画で見ると

youtu.be

 

なるほど~!!!!

 

4回転トーループを飛んだ後にターンをして前を向いたらすぐにトリプルアクセルを飛んでいます。

 

ターンをしているから【SEQ】というわけですね!分かりやすい!!!

そして羽生君美しい・・

 

ただこのジャンプ。トリプルアクセルをバックカウンター(後ろ向きからターンして前向いてすぐ飛ぶ超高難度の飛び方)で飛ぶことができる羽生選手のみ世界でできる大技と言えますね~。


ちなみに

4T+3A+SEQで14.4点もあります。

80%でこの高得点です!!!点数のごり押し(笑

 

ルールの穴をついたとはいえ、こんなジャンプ飛べないよ~(汗

 

 

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羽生選手が作った?-1Loの流行について

羽生選手がSEQを演技に組み込んだ理由は

 

2回転ジャンプを飛びたくなかったから・・

トリプルアクセルを2本演技に入れたかった

 

とのことでした。うーん・・理由が超人的ですよね(笑

確かにSEQを入れることによって3回転ジャンプ&トリプルアクセルを飛ぶことができるようになっています。

 

羽生選手の2回転ジャンプを飛びたくない!というのは2回転は点数がすごく低いからっていうのが理由だと思います。

 

ちなみに2回転トーループは1.3点、2回転ループは1.7点です。

3回転で一番低い点数の3回転トーループで4.2点です。

2回転ジャンプは3回転ジャンプと比べるとかなり低い点数ですよね。羽生選手が飛びたくないと言った理由もわかる気がします。

 

さて本題ですが、羽生選手はハーフループ(1Lo)をコンビネーションジャンプに挟んで3回転ジャンプにするという流行も生みだしています。

 

3A+1Lo+3Sというジャンプです。

実際に見てみると

youtu.be

 

トリプルアクセルの間にターンみたいのを挟んでいます。

これがルール上【ハーフループ】と認定されシングルループ(1Lo)になります。

 

これもフィギュアスケートのルールをかなり熟知した裏技ですよね!

 

この方法によって3本目のジャンプを3回転サルコウにすることができています。

 

そうですね。分かる人はピン!っとくるかと思います。ハーフループを挟むことによって3本目はトーループやループ以外のジャンプを飛べるようになるんですね。実際に宇野昌磨選手とかは3本目にフリップジャンプを飛びます。

 

この-1Loの飛び方が2015年以降大流行しました!昔からある技でしたがみんなやるようになりましたね。

 

3Lz+1Lo+3S、3A+1Lo+3Fなど多彩な組み合わせが可能になったからです。

もし2~3本目を2T+2Loと飛んだ場合は3点にしかなりません。

1Lo+3Fだったら5.8点です。

 

飛ぶんだったらやっぱり3回転の方がお得な感じがありますよね~。

ちなみに新ルールからコンビネーションの1Loは1Eu(オイラー)と呼ばれることになりました。ルール改正にすら影響を与えてしまった羽生選手の技!!!

いや~本当にすごいですね。

 

 

4Lz+4Lzも可能に?

どうやってルールの穴を突くか?フィギュアスケートにはそんな楽しみ方もあるのかもしれません。もしかしたらSEQのルールを上手く使って4回転ルッツ+4回転ルッツなんてコンビネーションを飛ぶ選手が出てくるかもしれません。

 

現に羽生選手なんかトリプルアクセル+トリプルアクセルなんて超人的なコンビネーションをアイスショーで飛んだりしていますからね。

 

これから何が起こるかわからないですね。

 

絶対不可能と呼ばれるコンビネーションを実際に飛ぶ選手もチラホラ見られます。

例えば、、、

3F+3Lz(笑

 

 

へ!?絶対無理だろう~これ???って感じですね~

この方、最初のフリップを無理やり左足で着氷しています。確かにこれならセカンドでルッツを飛べますよね~

でもなんか見た目が美しくないような・・(ごめんなさい

 

さすがにこれは流行らないと思いますが、こういうジャンプを開発する人や羽生選手のような開拓精神がある選手がエキサイティングなフィギュアスケートを作っていくんでしょう。

 

というか羽生選手凄すぎですね。こんな保身を考えない五輪チャンピオン(二連覇)はいるでしょうか?本当に尊敬しちゃいますね!

 

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