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紀平梨花選手の理論上の最高得点は?他の選手と比較してみて分かったことについて



フィギュアスケート2018-2019年シーズンのニューヒロインと言えば紀平梨花選手だと思います。シニアデビュー1年目でグランプリファイナルを優勝するという快挙は衝撃的でした。なんと言っても豪快なトリプルアクセルに心を奪われますよね。

 

紀平選手は弱点らしい弱点がないオールラウンダー選手です。ルッツやフリップなどのエラー判定されやすいジャンプも綺麗に飛び分けることができます。またジャンプだけでなくスケーティングも優れています。

 

そんな快進撃を続ける紀平梨花選手の理論上の最高得点はいくつなのか?また他の選手の理論上最高得点と比べることによって分かったことなどを考察してみました。

 

 

紀平梨花選手の理論上最高得点

今回計算してみたのは2019年1月時点での紀平選手の理論上最高得点です。近い将来に4回転トーループや4回転サルコウを飛ぶと予想されますが、4回転ジャンプは考察しません。楽しみは後にとっておこうと思います。

 

理論上の最高得点の定義は以下の通りです。

・ノーミス演技

・演技項目のGOE(出来栄え点)は満点評価+5

・演技構成点はすべて10点満点

 

 

まぁ~絶対にあり得ないのですが、羽生結弦選手のように理論上の98%近い得点をたたき出す例もあるので参考になるかな~と考えます。

 

さて、紀平選手の理論上の最高得点は以下のようになりました。

 

 

総合得点:274.17

SP:93.24(技術点53.24)

FS:180.93(技術点100.93)

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信じられない高得点になります。FSの技術点はまさかの100点越えです!

 

2018年全日本選手権の得点は223.76点だったので、理論上ではまだ50点ほど伸びしろがあることになります。

 

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他のトップ選手達の得点は?

では他のトップ選手達はどうなのでしょうか?

日本のエースである宮原選手や平昌五輪金のザギトワ選手など複数のトップ選手に注目してみました。

トップ選手達の理論上最高得点は以下の通りです。

 

 

宮原知子選手

総合得点:254.70

SP:85.79(技術点45.79)

FS:168.91(技術点88.91)

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坂本花織選手

総合得点:253.17

SP:84.89(技術点44.89)

FS:168.28(技術点88.28)

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三原舞衣選手

総合得点:255.15

SP:86.13(技術点46.13)

FS:169.02(技術点89.02)

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ザギトワ選手

総合得点:258.27

SP:87.13(技術点47.13)

FS:171.14(技術点91.14)

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ザギトワ選手の不調の原因?

理論上の最高点を計算したら紀平選手が圧倒的だということがわかると思います。

 

選手 総合得点 SP FS
紀平梨花 274.17 93.24 180.93
ザギトワ 258.27 87.13 171.14
三原舞衣 255.15 86.13 169.02
宮原知子 254.70 85.79 168.91
坂本花織 253.17 84.89 168.28

 

比べてみると紀平選手以外のトップ選手達はあまり差がないことがわかります。

意外だったのは、ザギトワ選手が思ったより高い得点じゃないことでした。

 

原因を考えてみたら1つ思い当たることがありました。それは

2018年フィギュアスケート新ルール

です。

 

演技後半に飛ぶジャンプは今まで1.1倍だったので

今までザギトワ選手は全て後半にジャンプを飛んでいました。よって全てのジャンプの点数が1.1倍になっていたんですね~

 

しかし新ルールで後半に飛ぶジャンプの本数が制限されたため、

SPは1本、FSは3本しか飛ぶことができません。

 

よって後半に飛ぶジャンプを制限された新ルールは

ザギトワ選手には不利なルールだった!

と言わざる得ません。

圧倒的な技術点を誇っていたザギトワ選手はパワーダウン。

 

今シーズン(2018-19)はザギトワ選手が不調だな~と思っていましたが、その原因は技術点のアドバンテージが無くなったせいもあると思います。

 

技術点に差がなくなればさすがのザギトワ選手も勝率が悪くなりますよね。

 

 

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誰も紀平選手に勝てない!

紀平選手の得点の高さはトリプルアクセルを2本飛ぶことによって、点数が低いダブルアクセルを2本飛ぶ必要がなくなることだと思います。

 

また大きく差が出るのはGOE(出来栄え)です。

新ルールから難易度が高いジャンプほどGOEの加点が大きくなりました。このルール変更は紀平選手にとても有利に働いています。

 

他の選手で技術点で差をつけるだけではなく、加点でも差をつけることができるからです。要するに今までは加点で差をつけることができなかったということです。

 

新ルールでトリプルアクセルを飛ぶと、他の選手に加点でも差をつけることできます。

よって生じた点差は約20点です。紀平選手は他の選手より20点高い得点をたたき出すことが可能です。

 

あのザギトワ選手にも16点ほどの差があります。

紀平選手がノーミスで滑った場合、絶対に誰も勝てません!

(紀平選手は演技構成点も高いため)

 

やはり女子でトリプルアクセル飛ぶというのは革命なんだと思います。

 

 

 

感想・まとめ

次の北京五輪までまだ時間があります。紀平選手は更に4回転ジャンプも導入しようとしています。おそらく2019-2020年シーズンには実戦の試合で成功させると思います。

 

4回転ジャンプを制限するために生まれたフィギュアスケートの新ルールですが、逆にトリプルアクセルや4回転飛ぶことを強制される皮肉となってしまったと思います。

 

2018-2019年の現在、他の選手は紀平選手のミスを待たなければ勝てない現状があると思います。勝ちにいこうとするならば高難易度のジャンプを飛ばなければならないです。

 

正直、自分の計算に間違いがあるのではないかと疑いました。だって紀平選手が他の選手よりも約20点アドバンテージがあるのですから・・

でも何回やっても同じ計算結果になります。

 

羽生選手が高難易度のジャンプに挑戦し、凄まじい世界記録を連発する理由もなんかわかった気がします。高難易度のジャンプが1本あるだけで得点が大きく変わりますもんね。

 

まだまだ伸びしろを感じさせる紀平選手。どこまでいくのかとても楽しみでなりません。