こんにちはマホトラです。
フィギュアスケートの選手達はどのくらいのジャンプ成功率なんだろうと思って調べてみました。
特に男子は4回転ジャンプに果敢に挑んでいるので、成功したときと失敗したときの差が大きいですよね。
調査した期間と成否について
今回の調査範囲は、ソチオリンピックが終わった次のシーズンから2017年10月10日までのシニアの試合を対象に、羽生結弦選手ら一部のトップスケーター達にスポットを当ててみました。参考にしたデータは以下のものです。
http://deep-edge.net/result.php
ジャンプの成功と言っても様々な捉え方があると思いますが、GOE(出来映え点)が0点以上の場合を成功としました。なので、GOEがマイナスだったら失敗とします。
あと失敗とする場合は以下の通りです。
1)
コンビネーションジャンプでGOEがマイナスだった場合は全部失敗判定。
4S+3T GOE(-1) の場合 4Sも3Tも失敗とした
2)
ジャンプが抜けた場合、
4S跳ぼうとして2SになったときなどはGOEがプラスでも失敗とした。
※明らかな抜けたジャンプのときのみ失敗としました。戦略上わざと難易度を下げて跳んだ可能性がある場合はノーカウントにしました。
この辺は独断と偏見があります。すいません。
ジャンプを跳べばいいというわけではなく、質がとても大事なので厳しめな判定しました。
もちろんフィギュアスケートはジャンプだけではありませんが、興味を持っていただいた方はお付き合いくださいませ。
日本の3選手のジャンプ成功率
まずは去年活躍した日本人3名に注目してみました。結果は以下の通りです。
まず羽生選手ですが、見事な確率ですね。
特にトリプルアクセルが驚異的です。弱点が見当たらないオールラウンダーな選手です。データでは分かりにくいですが、羽生選手は回転さえすれば綺麗に決まる傾向がありました。
宇野選手もさすがです。いろんなジャンプを跳んでますね。トリプルアクセルが得意で羽生選手に次ぐ確率です。
田中選手は果敢に挑戦してますね。
3人の外国選手のジャンプ成功率
次に外国選手の3名をピックアップしてみました。結果は以下の通りです。
フェルナンデス選手は安定していました。特に4Tの確率が異常に高いです。フェルナンデス選手は4Sのイメージがありましたが意外でした。ボーヤン選手は4Lzの確率がお化けですね。一番点数の高いジャンプをガンガン跳ぶ、、すごいです。
ネイサン選手は4回転はアクセル以外全部跳びますね。ほんとにびっくりします。ただトリプルアクセルが苦手だとハッキリわかります。一応弱点がありました(笑
調べてみた感想ですが、トップレベルの選手達は確率だけみれば互角に見えました。羽生選手がインタビューで言っていた「質がもとめられる」っというのはわかる気がしました。あと4回転はミスが多いというのがハッキリわかりました。あの羽生選手ですら60%前後というのは驚きでした。
またこのデータではミスの重篤度まではわかりませんが、若い選手ほどミスが軽い傾向にありました。しかしGOEの加点はベテラン選手の方が高かったです。あとは得意なジャンプもわかりますね。
女子のデータも調べようと思ったのですが、みんなミスしないからやめました(笑
今後もできればデータを追っかけてみようと思います。
今回初めてデータ収集したので多少の間違いがありましたらすいません。