衆院議員選挙が10/22にありますが、いつも投票するときに最高裁判官の国民審査に気がつきます。衆院選選挙のときは同時に最高裁判所裁判官国民審査があるのです。
あー全然考えてこなかった!そんなことってありますよね。しかしこの国民審査は実際は機能していなくて意味がない制度になっています。ます最高裁判官を国民審査で落とすの不可能なんです。
最高裁判官を調べる方法
今回こそ調べてちゃんと最高裁判官を審査しようと思いました。でも調べる方法が分からない。。
そこで下記のサイトを見つけたので、これを参考に考えてみることにしました
↓
http://投票行動.com/saikousai.html
今回審査の対象になるのは7名。
小池裕、戸倉三郎、山口厚、菅野博之、大谷直人、木沢克之、林景一
です。
上記のサイトを利用してこの裁判官がちゃんと判決しているのかを調べます。
(記号とかの意味は「採決について」というところに説明があります)
裁判の具体的な内容に注目
賛否があった判決というと、
・夫婦別姓
・1票の格差で選挙無効
・沖縄普天間基地の移設
とかニュースで聞いた裁判とかもありますね。
反対多数で否決というパターンはないですが、裁判官によっては意見を出したり、反対の判断をしている裁判官もいます。
こういう意見が割れた裁判内容を見て、この裁判官は最高裁判所にふさわしいかどうか国民が判断します。
意味のない制度
でも調べてみて、これって無駄だなーと気がつきました。
まずこの最高裁判所裁判官国民審査ですが、戦後に日本を占領したGHQが作ったもので、今となっては機能してません。
その理由は
①任命される人は60歳以上の人ばかり、一回審査受けると10年審査しないため、普通に定年を迎える。要するに一回審査通れば二度と審査対象になることはない。
②クビにするには投票数の半分以上必要。
自分もそうですが、いつも分からないのでバツ印なんかつけません。認知度が低すぎて、これで過半数とか無理でしょう。
いくら自分が調べても、他の人も調べて来ないと意味がありません。この現状では国民の意見が反映されません。たぶん1番無駄な制度ですよね。これこそ憲法改正した方がいいような気がします。
ちなみに今回の7名は普通に判決に賛成されているケースがほとんどでした。当たり前のことですが、裁判のプロでいつも意見が割れてたら法治国家としては心配ですよね。今回にように審査対象の7名がそろって同じ判決を下している場合は比較しようがありません。
反対意見を出す裁判官は審査が終わった裁判官に多いような気がします。変な判決は見当たりませんでしたが、今後は意味がある制度に変えていった方がいい気がします。