筆者は子供の頃から大人になるまでずっとイジメられっ子だった。小さいときは従兄弟にイジメられ〜小学校では先生にイジメられ〜中学ではナイフで刺されたりもした(軽傷)。バイト先でひたすら目のカタキにされたりといろいろありました。
仲の良い友達もいたし、別に暴言吐いたり周りにすごく迷惑をかけているわけでもなかったけれど、特定の人物に攻撃されることがとても多かったです。やつあたりされるイメージでしょうかね。
よく世間ではイジメる側が悪くて、イジメられる側は悪くない!と言われることが一般的ですよね。もしイジメられる側が悪いと言ってしまった場合は炎上したりします。でも実際はイジメられる側にも『ターゲットになる』という原因が存在します。
ヤンキーの方々は正しい
筆者はヤンキーっぽい友人は少ないですが、数人ですが付き合いがありました。その友人がよく言っていたことは「絶対に舐められるな!」ということでした。
この理屈は正論そのものです。実際舐められているからイジメられるんですよね。でもヤンキーの人みたいにケンカしたり強い口調で言い合ったりするのはなかなかできるもんじゃないです。
性格の問題
筆者には双子の友人がいたことがあります。完全に見た目が一緒で区別がつきません。でも性格が全然違うのですぐ分かります。兄は大人しくて引っ込み思案な感じですが、弟は活発でリーダーシップを取るタイプでした。
兄はイジメられやすいのに対して弟は全然イジメられるような様子はありませんでした。この場合を考えると原因は性格にあると考えられますよね。
身だしなみや表情
私はイジメられるというのはターゲットになるということだと考えます。ちょっとした身だしなみや表情で変だと思われればターゲットになることもあります。
服装が乱れて自信のなさそうな営業マンが物を売りに来たらどうでしょうか?余計に警戒してしまい、まず買う気持ちは起きないと思います。
人間関係もそれに近いものがあり、異質なものに対しては排除したくなる気持ちが働きます。
出川哲朗さんになってはダメ
お笑い芸人は面白いですよね。特に筆者はリアクション芸人が好きです。でも普通の社会で芸人のようなリアクションをしていたらまずターゲットになります。特に小学校〜中学校は危険だと思います。
出川さんは計算されたリアクションをしています。テレビ番組で驚かせた出川さんの脳波を測定したら、コンマ1秒で冷静になるときに出る脳波が出ていました。すぐさま計算してリアクションをしているんですよね。
それに出川さんは周りの空気も読めて紳士な方です。普通の小中学生が真似したら、ただのバカだと思われてイジメの対象になります。イジメられやすい人は、はしゃぎ過ぎず落ち着いた行動を取るのがまず基本だと考えます。
ちょっとした会話で解決できる
根暗で表情が暗い場合はイジメられやすいかもしれません。でもペラペラしゃべれば大丈夫というわけでもありません。
喋る内容が悪ければもちろん印象も悪くなりターゲットになりかねません。筆者は引っ込み思案でしゃべるのも苦手なのでターゲットになりやすいタイプだったかもしれません。
【雑談力が上がる話し方 30秒でうちとける会話のルール】という本を読んで自分の会話がまるでダメだったことに気がつきました。
・すぐに結論を出したがる
・すぐ否定から入る
・一問一答で拒絶状態
・聞き下手
・自分の話しが多い
etc
原因はちょっとした会話にあったのかもしれません。今はあいさつして少し会話したり、相手を褒めたり(無理なく)、相手の話しに質問で切り抜けたり・・いろいろと意識していたら、自分の中で言葉の引き出しが増えたような気がしました。
イジメはなくならない
残念ながらイジメは無くなりません。教育が発達してイジメの質は改善されることはあっても、根本的には無くなりません。
それに大人の世界の方が陰湿なイジメが多いのも事実です。学校の先生はいませんし、弱肉強食の実力主義の社会なので誰も止めたりしません。会社に馴染めず退職する人なんて五万じゃ済まないです。筆者も経験がありますが、うまくいかないと余計に自信を無くして悪循環になります。
筆者が考えた解決方法は会話です。
イジメが無くならないならターゲットにならなきゃいいんです。相手を不快にさせる会話しないように心がける。自分の印象が良くなれば大成功です。
偶然かもしれませんが、
前職は「使えない」と言われクビになりましたが、今の会社は「キミは評判がいいよ!」と言ってもらえます。
もちろん業種が全然違うから比較できないかもしれませんが、会話を意識したおかげで少し効果があったんじゃないかと思います。会話というキーワードにピン!ときた方は参考にしていただけたらと思います。イジメに困っている人が少しでも自信を持てるようになったら幸いです。