こんにちは!初心者ブロガーのマホトラです。ブログを始めてからいろんなことに興味が湧いたり、書くことが楽しかったり、新たな発見が多いです。でも薄々感づいてはいたのですが、筆者は文章を書くのが下手クソですね(笑
「どうにか改善できないか?」と考えていたときに【著者:藤沢晃治「分かりやすい表現」意図を正しく伝えるための16のルール】という本を手に取りました。大変参考になる本でした。
例題が分かりやすい
この本は手のひらサイズで約180ページなので数時間で読み終わります。
<違反例>分かりにくい表現
⇩
<改善例>分かりやすい表現
と絵や図で解説されています。
一部抜粋します。
<違反例>
第43条(組合員の総会招集権)
組合員が組合員総数の5分の1以上および第45条第1項に定める議決権総数の5分の1以上にあたる組合員の同意を得て、会議の目的を示して総会の招集を請求した場合において、理事長は、2週間以内にその請求があった日から4週間以内の日を会日とする臨時総会の招集の通知を発しなければならない。
⇩
<改善例>
1.組合員は、組合員総数および第45条第1項に定める議決権総数の、いずれも5分の1以上の同意を得て、会議の目的を示して総会の招集を請求できる。
2.この場合、理事長は2週間以内に臨時総会の招集を通知
チェック項目で理解が深まる
3.その総会の開催日は、その請求があった日から4週間以内でなければならない。
明らかに分かりやすいのは<改善例>の方ですね。同じような内容なのに書き方や構成を少し変えるだけで全然印象が違います。<違反例>は読む気すら起きませんよね。
この例の場合は、情報という引き出しがゴチャゴチャだと取り出せない、情報を取り出しやすいように整理するのが大切ということを学べました。
この他にもいろんな例が紹介されています。どれも頭に入りやすく覚えやすいものばかりでした。
ブログの文章を確認できる
この本の巻末に16のルールがまとめられています。そのルールごとにチェック項目があり、分かりやすい表現になっているかチェックができます。ブログを書き終わったあと簡単にチェックできるのでとても便利です。目を通すだけなので2~3分くらいでチェックできますね。
この本の凄いところは、チェック項目も読むだけですぐに例題を思い出して頭の中で自分の文章と比較できるようになっていることだと思います。
まとめ・感想
ブログは『SEO』と呼ばれる検索されやすいテクニックが大事だといろんな本や記事に書いてあるのを見ました。でも本当に大事なのは読書に分かりやすく伝えることなんですよね。
タイトルと内容が一致してなければ意味がない。またGoogleに検索されるように文字数を無理に増やすことも、詳細が多過ぎて内容が分かりにくくなることにつながります。今まで自分がこだわってきたことに落とし穴があったことを学べた気がします。
またこの本は、ブログ以外にも会社のメールやお客さんとの交渉など幅広く活用できそうです。将来に渡って役に立ちそうな本だと思いました。