空気清浄機とオゾン発生器はそれぞれ使う用途が異なります。空気を綺麗にするという目的は一緒ですが、お互いにメリット・デメリットがあります。この2つを組み合わせて使用することによって部屋の空気を最強レベルに綺麗にすることが可能になります。
空気清浄機とオゾン発生器の組み合わせるとどんな効果があるのか?注目してみました。
空気清浄機とオゾン発生器とは?
この2つの違いを即答できる人はあまり多くないと思います。そもそもオゾン発生器はCMでもあまり見かけませんよね。
それぞれの使用用途とメリット・デメリットにまとめと以下のようになります。
〇 空気清浄機のメリット
空気中のほこりや花粉を除去する
部屋の空気を吸い込むことでフィルターでホコリや花粉を除去します。
〇 オゾン発生器のメリット
空気中の細菌やウィルスを除去する
部屋にオゾンを放出することによって原因菌を殺菌します。
✖ 空気清浄機のデメリット
細菌やウィルスを除去することができないため。脱臭機能がない。
✖ オゾン発生器のデメリット
花粉やほこりなどを除去できない。
勘違いしやすいのは空気清浄機の機能です。空気清浄機があれば脱臭やウィルスも除去できると思っている方はとても多いです。筆者も勘違いをしていて生ゴミの臭いを除去しようと思って空気清浄機をゴミ箱のそばに置いたところ、部屋中にゴミの臭いが充満しました。空気清浄機の風でより悪化したんですね。
最強の組み合わせ!
今までお話しした通り空気清浄機は『除菌』『脱臭』が苦手です。たまに『除菌』『脱臭』をアピールしている空気清浄機もありますが、値段の割に性能はいまひとつです。確かに多少は『脱臭』できていますが...
オゾン発生器は特に『脱臭』機能が強力です。ペットがいる家庭ならおすすめです。
お互いのメリット生かしとデメリットをカバーできる組み合わせこそ空気清浄機とオゾン発生器です。組み合わせて使用することで以下の効果を発揮します。
・花粉やほこりの除去
・脱臭
・カビやウィルスや細菌を除菌
すごいですよね!
空気中のインフルエンザやノロウィルスも減らせるし、花粉も除去できるわけです!
地球上で1番空気が綺麗な場所は自分の部屋になります!
組み合わせと注意点
組み合わせた場合の設置場所などは工夫した方がいいかもしれません。もし空気清浄機のとなりオゾン発生器を設置した場合、せっかくオゾンを放出しても空気清浄機に吸い取られて無効化されては意味がありません。
(フィルターのゴミにオゾンが反応して酸素になってしまう)
オゾン発生器は空気清浄機から離れた場所に設置した方がいいでしょう。
部屋の空間にオゾンが分散して循環するように配置するのがベストですね!
空気清浄機は1日中付けっ放しでも大丈夫です。電気代も風量を弱にしておけば1ヶ月で100円前後です。どれを使っても安全で自由に使えるので空気清浄機は便利です。
オゾン発生器は1日中付けっ放しではなく、お好みのタイミングでタイムー設定をした方がいいでしょう。オゾン発生器を使用にあたっては注意点がいくつかあります。
・空気中の濃度0.1を超えると危険
通常の使用方法なら問題ありませんが、オゾン発生器には強力な物が手軽に手に入るので注意が必要です
家庭用オゾン発生器の安全性(商品テスト結果)_国民生活センター
・直接オゾンを吸わない
基本的にはタイマーを使って人がいないときに使用した方がいいでしょう。オゾンは反応すると酸素になるので毒性はありません。たとえば消臭スプレーを直接口に入れる人はいませんよね。通常の使い方をすれば大丈夫です。
どの機種がいいのか?
空気清浄機はどこのメーカーを選んでも問題ありません。価格帯も同じですね。
筆者の家では寝室と玄関で2台稼働していて、
シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター 13畳 / 空気清浄 23畳 ホワイト KC-G50-W
を使用しています。
オゾン発生器は選ぶのがとても難しいです。値段が安くて動かない海外製品や機能と価格が合わないものがあります。国民生活センターでも注意喚起が出ているのでよく調べてから購入する必要があります。
せっかく買ったのに機能しなくては意味がないので個人的には業務用がいいと考えます。
OZONE TECHNOLOGIESの
業務用オゾン脱臭器 [オゾン発生量500mg][適応範囲~100㎡]
タイマー機能があるので、場所に合わせて使うことをおすすめします。
まとめ・感想
空気清浄機とオゾン発生器を組み合わせることによって、部屋の空気をかなり綺麗にできます。価格も2台そろえて1万円~2万円くらいなので比較的買いやすいです。
お風呂に入っている間の数分にタイマーをつけて使用すれば、消臭・除菌された状態の寝室で睡眠をとることができます。 個人的にはここに最大の利点があると思います。
人の家にはそれぞれ生活臭がありますし、よく人を招き入れる人にもおすすめの方法です。もしよかったら検討してみてはいかがでしょうか?