たくさん勉強して希望の大学に入れたけれど、授業についてこれなくて単位が取れない。そんな困っている学生さんがいると思います。
筆者は2流大学の工学部出身ですが、筆者の大学は留年率が30%と高くて卒業するのは大変でした。1留ならまだいいですが、2留・3留・4留の先輩までいらっしゃいましたね。
とにかく卒業するためには手段を選んでいる余裕はないです。留年すれば莫大な学費が余計にかかってしまいます。今回はそんな単位が困っている学生さんにどうやったら留年を回避できるのか?
様々な手段について紹介していきたいと思います。
大学の教授は特殊な人間である
まず基本的に授業をするのは教授や準教授です。学校の先生のようなイメージを持つ方も多いと思いますが、実際には全然異なります。
小中高の先生ならば、癖があったとしても『人としての道徳』を生徒に説きます。しかし大学の教授は先生ではないので、道徳心なんて説きません。悪い場合は教授が人間としての道徳心を持っていないことすらあります。
筆者の大学の酷い教授は座席の位置で単位が決まってしまうという、わけわかめな奇天烈な教授がいました。前の席に座っている場合は単位がもらえるけど、後ろの席に座っている場合は単位がもらえない・・
ファッ!?
って感じですよね。
また他の特殊な教授だと、期末テストで答えが合っていても、途中式で教授が重要だと思うワードが入っていないと0点になる。
そのワードは授業では公開されない。
いや~答えられるわけないじゃん。。。
そして極めつけは教授の好感度で単位が決まるというもの。
教授に好かれた生徒は甘々に採点され、嫌いな生徒には容赦なく厳しく採点されるというもの。
教授を学校の先生だと思ってはいけない!これが大学を生きる者としての常識だと筆者は考えます。
留年を回避する基本
まずはどこでもいいのでサークルに所属しましょう。そして先輩から過去問をもらう。過去問をなくして卒業はあり得ないと断言します。
(素晴らしく優秀な生徒は別ですが・・
教授も毎回問題を作る時間なんてないので、下手すれば昨年と同じ問題が出題されます。過去問を解いて、理解すればだいたいの試験は突破できるでしょう。
そして過去問の強みは、ただ問題を解けるようになるだけではなく、
『教授の生徒への好感度』を意味のないものに変えることができることです。
先ほど、好感度で単位が決まってしまうと言いましたが、それはテストの点数を変更できるほどの強さは持っていません。さすがに好きな生徒と嫌いな生徒が同じ点数なら単位の可否も同じ結果になります。だから教授は点数の付け方を好みの生徒には優しく、嫌いな生徒には厳しくしてくるのです。
そこで過去問が役に立つわけです。好みの生徒の回答と一字一句同じ回答をすれば、点数は同じになりますよね?
よって、好みの生徒の答案を教授に見せて、
「なぜこの生徒は正解で自分は不正解なんだ!」と訴えるわけです。
そうすると教授は無言で答案を修正してくれます。
筆者の学校はそんな教授が多かったので、
試験の答案が返されると教授の部屋に行列ができます(笑
過去問は教授の差別的所業を論破できる力をもっています!
教授の研究室に通う
やはり勉強して理解することは重要です。もし授業でわからないことがあれば積極的に教授の所へ通いましょう。さすがの教授も教えてほしいという生徒を無視することはできません。
ただし、「全部わかりません」というのはNGです。
しっかり勉強した上で、具体的にどの部分がわからないのか質問しましょう。そうしないと「勉強してから来い」と言われてしまいます。
でも本当に全部わからない場合もありますよね。
そんなときは教授の研究室にいる優秀な先輩に教えてもらいましょう。
「すいません。教えてください」と言えば、教授より丁寧に教えてくれることが多いです。
あとは切羽詰まったときこそ明るくいきましょう!
悲壮感があふれる生徒は好感度が低くなりがちです。
教授の研究室で勉強をしつつ、がっちりと好感度を高めておくことが重要です。
教授に根回しをする
教授というのは好感度が良くて仲の良い生徒の話は聞いてくれるものです。よって教授と仲の良い先輩に、自分のことをめんどうみてもらえるようにお願いするのも効果的です。
とにかく自分の好感度が低い場合は、好感度を少しでも上げることが重要です。
またお酒が好きな教授には、お酒をプレゼントするのもいいでしょう。さすがに現金はマズイですが、お酒なら受け取ってもらえます。
そして授業では最前列に座り、積極的に授業に参加する姿勢をもちましょう。もちろん明るくフレンドリーに振る舞いましょう。ただし馴れ馴れしいのはNGです。礼儀正しいことも重要です。
念のため間違った根回しについて紹介するしますと、
親が出てくるのはNGです。
たまにうちの息子に単位下さいという親がいますが、これは逆効果です。だいたいルールがあるからと言われて門前払いになります。
教授には自分自身もしくは生徒が直接対応しないといけません。
教授の勘違いによるトラブル
教授のミスで出席日数が足らなくなってしまったり、手違いで授業に参加させてもらえなくなったりした場合は、大学の事務所に行きましょう。
大学の事務の人に事情を話して仲介役になってもらうと、トラブルはすぐ解消されます。大学の事務所は基本的に生徒の味方なので、教授とトラブルになってしまい、解決が困難になった場合は大学の事務所が基本です。
さすがに教授も大学に半分雇われているわけなので、事務所の言うことはすんなり聞いてくれることが多いんです。
禁断の裏技
やってはいけない最終手段はカンニングです。これは非常にリスクがある行為です。バレてしまえば悪ければ停学、良くても全教科が0点になり単位をすべて落としてしまいます。
それでもカンニングする人が筆者の先輩にいらっしゃいました。
カンニングの基本は堂々とあるべし!!!
とのことで、こそこそ紙を見たり、消しゴムの裏にカンペ作ったり、となりの生徒をジロジロ見たりなんてするのは3流らしいです。。。
筆者の先輩であるI原さんは、通称『I原マジック』と言って
机の上にえんぴつで過去問5年分をすべて書いておくという荒業を達成しました。
これ~ふつうにバレると思いますよね・・
しかしI原先輩は気象条件による太陽の光の角度をすべて計算し、
試験管がすぐそばを通っても、えんぴつで書いた字がすべて太陽の光によって消えてしまうように仕組んでいました。
条件通りの席を計算で割り出し、試験の1~2時間前から机に堂々と過去問5年分を書いて準備しておくんですね~これが(笑
その先輩は結局バレずに単位を取りました。
この方法はおすすめできませんが、留年して100万円以上かかることを考えれば、最終手段としてカンニングする気持ちもわからなくないですね。
まとめ
文系や短大では出席するだけで単位がもらえることが多いようですが、理系の2流大学以上は留年率は非常に高いです。留年率30%は普通で、少なくても10%以上は確実にあるでしょう。
理系大学の中では1流大学である東京理科大が一番留年率が高いという噂ですが、実際にはどうなのでしょうか?知っている方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントがほしいです。
今回は大学で留年を回避する方法について紹介しました。
まとめると、『大学の教授には癖がある』ということなんだと思います。
また小中高と違って、リアルに社会の荒波の厳しさを大学で体験できると思います。
小中高はなんだかんだ平等ですが、
社会は決して平等などあり得ません。平等じゃないからみんな努力して頭を使って生きぬくわけですね。これは日本だけではなく、世界で共通だと思います。
大学はそんな不平等な社会に旅立つための、訓練をする場所なんじゃないかと考えます。自分の力と工夫で、ぜひ大学を無事に卒業したいものですね!