マホトラのブログ

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2019年フィギュア女子シングル!ロシア選手権と全日本選手権を比較してみた結果!日本はどうすれば勝てるのか?



2019年年末、ロシアではフィギュアスケートロシア選手権が、日本で全日本フィギュア選手権がありました。ロシアではシェルバコア選手が優勝し、日本では紀平梨花選手が優勝しました。

これから2022年北京五輪に向けて思うことは、2019年大会を荒らしまくった?ロシアの3人娘ことトゥルソワ・シェルバコア・コストルナヤ選手に、日本は勝つことができるのか問題だと思います。

今回は実際にロシア選手権と全日本選手権を比較してみて、どうすれば日本はロシアに勝つことができるのか?結果を見ながら考察したいと思います。

 

 

結果を比較してみる

全日本選手権とロシア選手権の1位~10位までの選手を比べてみます。

 

全日本選手権 ロシア選手権
順位 選手名 得点 順位 選手名 得点
1 紀平梨花 229.20 1 シェルバコア 261.87
2 樋口新葉 206.61 2 コストルナヤ 259.83
3 川畑和愛 193.96 3 トゥルソワ 226.34
4 宮原知子 191.43 4 トゥクタミシェワ 204.63
5 横井ゆは菜 190.92 5 シニツィナ 202.96
6 坂本花織 188.26 6 フロロワ 199.29
7 新田谷凜 184.26 7 グリャコワ 196.99
8 本田真凜 181.34 8 シュリスカヤ 194.89
9 永井優香 173.88 9 サモドゥロワ 192.08
10 吉岡詩果 171.44 10 グバノワ 190.06

 

全体的にロシア選手の方が日本より得点が高いです。ただ非公式の国内大会なので得点は高くなりやすいため、あくまでも非公式内での比較になります。

 

結果からロシア国内でもトゥルソワ・シェルバコア・コストルナヤ選手がダントツに得点が高いのは変わらないようです。

 

得点だけ見れば、ロシアの4~10位の選手には日本の選手でも十分に勝てる可能性はありそうです。ただ問題はロシアのトップ3に対抗できる選手は、日本では紀平梨花選手しかいないように見えます。

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ダブルアクセル問題

これから北京五輪を目指すにあたって、表彰台を狙うためには4回転ジャンプ及びトリプルアクセルが不可欠です。

4回転及びトリプルアクセルを飛べる選手が勝つ理由は

ダブルアクセルをジャンプ構成から外すことができる

という点が、有利に働いていると考えます。

 

フィギュアスケートはアクセルジャンプをショートで1本、フリーで1本、必ず飛ばないといけません。しかし4回転及びトリプルアクセルを飛べない選手はフリーで点数の低いダブルアクセルを2本飛ばざる得ない状況になります

 

そしてフィギュアスケートのルールを簡単に言うと

フリーでは、同じ3回転以上のジャンプを2種類までしか飛ぶことができません。

そして2本目のジャンプはコンビネーションにしなければならない。

 

ジャンプの種類は以下の6種類。そして全ての右足で着氷するため、コンビネーションで飛べるジャンプはループorトーループだけです。

 

アクセル
ルッツ
フリップ
ループ
サルコウ
トーループ

 

よって、4回転及びトリプルアクセルを飛べない選手のフリーのジャンプ構成を考えると、一番得点が高くするためには3回転ルッツと3回転フリップを2本飛ぶ必要があります。しかし残り種類の3回転はジャンプは1本しか飛べないため、足らないジャンプはダブルアクセル(2回転アクセル)でうめるしかありません。

 

(例)

3Lz/3F/3Lo/2A

3Lz+3T/2A+1Eu+3S/3F+2T

 

よって、4回転及びトリプルアクセルを飛べない選手は

ショートとフリーを合わせて

3本のダブルアクセルを飛びます。

 

これが日本の女子シングルの選手がロシアのトップ選手に勝てない大きな理由だと考えます。

 

 

日本はコストルナヤ選手を見本に!

コストルナヤ選手は4回転ジャンプは飛びませんが、トリプルアクセルを飛ぶことができます。ロシア選手権は準優勝でしたが、得点はトップとは2点差しかありませんでした。そして総合得点は驚異の259.83点です。

 

4回転ジャンプ抜きでもジャンプや演技の質を極限まで高めることができれば、高得点をたたき出すことが可能だということを、コストルナヤ選手は証明してくれました。

 

女子シングルで4回転ジャンプを高確率で複数本も飛び続けるのは無理だと考えます。ザギトワ選手がカラダが成長するにつれ、ジャンプが飛べなくなってしまったように、今4回転を飛んでいるトゥルソワ・シェルバコア選手が20歳になってもフリーで5本も4回転を飛べるか?

と考えると疑問です。まず無理だと思います。

 

しかも、女子シングルはショートでは4回転ジャンプを禁止です。

ルールで禁止されています。

 

よって、女子シングルでショートで一番点数が高いジャンプはトリプルアクセル!

ショートから飛ぶことができるトリプルアクセルを習得すれば

世界と戦えると考えます。

 

コストルナヤ選手のジャンプ構成は

(ショート)

3A/3Lz

3F+3T

 

(フリー)

3A+2T/3A/2A/3Lo

3F+3T/3F+1Eu+3S/3Lz

 

しかし、トリプルアクセルを飛べてまだフリーではダブルアクセルを1本飛ばざる得ません。

2Aの代わりにどの3回転ジャンプ入れても3回転ジャンプが3種類になってしまいます。

 

 

紀平選手の4回転サルコウの可能性!

トリプルアクセルを飛べる紀平梨花選手が4回転サルコウを会得すれば、ダブルアクセルを0本にすることが可能になります。

※3連コンボをすべて2回転にすれば4回転なしでも2Aをゼロにできるが。。。

 

北京五輪に向けて、最終的に1種類の4回転ジャンプとトリプルアクセルを会得すれば、得点を大きく上げることができます。

これが現実的に考えられる女子の最終系だと考えます。

 

まずジャンプの基礎点をみると・・

ジャンプ 基礎点
2A 3.30
3T 4.20
3S 4.30
3Lo 4.90
3F 5.30
3Lz 5.90
3A 8.00
4T 9.50
4S 9.70
4Lo 10.50
4F 11.00
4Lz 11.50

 

やはりダブルアクセル(2A)の点数が低すぎます。

 

4回転を1種類飛ぶことができれば、2Aをすべて3Aにするジャンプ構成が可能になります。2Aを3本、3Aを3本飛んだ場合の点数を比べると

 

2Aを3本 ➡ 9.90点

3Aを3本 ➡ 24.00点

 

点差は歴然です。それに加えいずれかの4回転ジャンプを加えるので、更に得点は上がります。紀平選手は4回転サルコウを飛ぼうとしているので、ジャンプ構成の最終系は以下のようになると想像できます。

 

(ショート)

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(フリー)

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 ※GOE+4、演技構成点オール9.00で計算

 

 

結果、紀平選手が4回転サルコウを成功させ、すべてノーミスでキレイに滑った場合・・

 

SP: 85.12

FS:173.85

総合得点:258.97

 

十分にロシアに対抗できる計算になります。

 

この計算はあくまでも可能性ですが、GOE+4と演技構成点9.00は紀平選手にとって不可能な数字ではないと考えます。

 

紀平選手が北京五輪までに4回転サルコウの成功率を上げることができれば、約260点近い得点を叩き出せるはずです。

 

北京五輪まで約2年、今はロシアに勝てなくても時間は十分にあります。

日本の女子シングルの反撃はこれからなのではないでしょうか!