人造ダンジョンの入口を見つけたロキファミリアは内部に侵入するが、分断され追い詰められていく。闇派閥・クリーチャー・ディックス・穢れた精霊...ハメられたロキファミリアは敗北する。
7巻の冒頭
7巻冒頭でベルがレベル3になった報道を聞いて騒がしくなるロキファミリア。特にベルのことが気になってしょうがない2名の団員は唸り声を上げる(笑
レフィーヤ「うぬぬぬぬ」
ベート「あの野郎ッ・・!!」
一か月でレベル3という尋常じゃない成長の早さ。でもレアスキルが原因だと的確に推測されちゃっているから、今後詮索されそうなベル。
たまに本編のイベントと外伝が交わるところが面白い!
これからの方針を相談する3神、ロキとディオニュソスとヘルメス。ヘルメスのイシュタルの『始末』というセリフが怖い。最初からイシュタルを消す気マンマンだったんですね(汗
ロキ達はダンジョンの第2の入口を都市の迷宮ことスラム街のダイタロス通りで探してみることに
ダイタロス通りの貧乏神ペニアでさえ仲が良いヘスティア。どれだけ優しいのだろう〜まさに女神
結局アイズ達はダンジョンの入口も見つからず、団員の恋話で終わり。
地下水路にダンジョンへの入口であるオリハルコンの扉。破壊不能の扉を例の仮面の男が開けてくれた。もちろん罠に決まってる。でもロキファミリアが総出で攻略すれば苦戦しても負けることはないだろう〜。そう思っていましたね〜7巻を読み終わるまでは
慢心ダメゼッタイ
まともにぶつかればロキファミリアに勝てる組織はいない。しかし壁がアダマンタイトで作られ、扉がオリハルコンで出来ているダンジョンは破壊不能。攻略できなかった。
人造ダンジョンを探索中。闇派閥の幹部と遭遇。『27階層の悪夢』で死を偽装して生き残っていた幹部ヴァレッタ
きっと美人なはずなのに、だいぶイカれている感じ。
とにかく卑劣な罠で分散され、毒だろうがモンスターだろうが御構い無し。特に傷がついたら回復不能の呪われた武器が厄介過ぎる。
チート級の強さを持つフィンがレヴィスによって戦闘不能に、ヴァレッタの持つ鍵でオリハルコンの扉が閉じ追撃も出来ず退路も絶たれる。
ロキファミリアの頭脳であるフィンが倒れ命が危ない状態。今までフィンがいたからこそピンチを乗り切っていたので全滅がリアルに見えてくる。正直言って絶望的。
ダンジョンの罠で
・アイズ(1人だけ)vsレヴィス
・フィン(瀕死)、ラウル隊vsヴァレッタ(Lv5)
・ベート隊vsディックス(Lv5)
・ガレス隊vs闇派閥の使徒
・ティオナ隊vs劇毒モンスター
・ティオネ隊vs暗殺者
・レフィーヤ&フィルヴィス
レフィーヤ達はダンジョンの出口発見。目印を残し再びダンジョンへ
ダンジョンの構成物質がヤバイ。扉はオリハルコン、壁はアダマンタイトに深層37階のモンスターから得られる素材を混ぜてある。魔法耐性があるから尚更壊せない。
レヴィス達は穢れた精霊を使って地上を滅ぼしたい。神タナトス率いる闇派閥は『死』を増やしたい。神イシュタルは彼らを利用してフレイヤファミリアを滅ぼしたい。様々な思惑が絡み合った危険な状態。
アイズだよ!全員集合!
レヴィスと対峙するアイズ。でも敵の力は以前より強くなっていてヤバい感じ。どう考えてもLv6以上の力を持っている。
ボロボロでピンチなアイズ。でも『テンペスト』の激しい風に導かれ全員が再集結!ベートがティオネがティオナがガレスが!形勢逆転の勝利パターンだと思いきや...
乱入!穢れた精霊!!!
59階層で全滅しかけたアレです。いきなり壁をぶち破って現れた!レヴィスも含めて全員驚愕!!
ていうか人造ダンジョンの壁...アダマンタイトの特注仕様...
闇派閥の出資者である美の神イシュタルの壮大な実験だった。フレイヤファミリアを倒すための生物兵器として穢れた精霊を使用するつもり...
うーん。。そもそもコントロールできるんですかね〜これ(汗
アイズ「私が囮になって・・」
ティオナ「はいダメー」
今度のやつは物理特化型。攻撃を食らったら即死というオワタ式の闘いへ。ガレスでさえ避けねばならないという敵の攻撃...ガレスの耐久はS997ですよ...
しかし前回の穢れた精霊との戦いのおかげで一定のパターンを見切り根性で撃破。
レフィーヤの働きにより退路を確保したロキファミリアは人造ダンジョンから撤退。
感想・まとめ
物語冒頭で好きな人をベートと答えていたリーネはダンジョンを脱出できず犠牲に。今思えば完全に死亡フラグだった。あれだけの乱戦に1人も死者が出ないなんてことはないですよね。
7人もの犠牲者が出たロキファミリア。人造ダンジョン『クノッソス』の攻略に失敗。かなりの痛手になってしまった。
穢れた精霊を育てていたフラスコの数から、人造ダンジョンにあと6体いる。ほぼ詰みだろうと思ってしまう。どう考えてもLv7のオッタルが必要だろう...
また死闘になったロキファミリア。ガレスが大活躍だったがそれでもLv7にならないんですよね。Lv6からLv7にレベルアップするには特殊な条件があるのかもしれない。
敵がどんどん厄介になってくる。せめてロキファミリアの御三家がLv7にならないと勝てないような気がする。
ただロキファミリアはほぼ全員バーサーカー(
狂戦士)ですね。瀕死になればなるほど強くなる強力なスキルとか強すぎる!
ベルもチート級に強いけど、この手のスキルがないと今後大変そうですね
呆気なかったのは最後の数ページでイシュタルがフレイヤに強制送還されているところ。ぶっちゃけ1番強いのがLv5のフュルネなのだからどうやったって勝てないでしょうに。。
今回いろいろわかったことは、
①敵の統率者『エニュオ』(都市の破壊者)は神タナトスの言葉から神ではない。
②退屈を嫌った、混沌を謳った、英雄のための必要悪といったように目的があった闇派閥の神々。闇派閥の目的が単純にオラリオを滅ぼすことだけじゃないということ
③穢れた精霊はレヴィスならコントロール可能
レヴィスの『声』によってコントロールできるらしい。理由はわからない。
今回はあまりにも損害が大きすぎた。レベルが高くても勝てない状況があるからダンジョンって怖いですね。